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私が大切にしているのは 日本に古くから伝わる「用の美」という考え方です

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器は 人の手に渡り 日々の暮らしの中で使われることで

その美しさを深めていくものだと感じています

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欠けやひびを元の姿に戻しつつ

その器が過ごしてきた時間の一部として受け入れ

新たな景色へとつないでいく

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金繕いは 器が持つ記憶や個性を生かしながら

再び暮らしへとつなぐ技法

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日本の器をはじめ 海外のアンティークにも本漆で金繕いを施し

それぞれが持つ背景や佇まいを尊重しながら 一点一点丁寧に向き合っています

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私にとって作品が完成するのは 修繕を終えたときではありません

 


誰かの日常や食卓で再び使われたとき 初めて完成するものだと考えています

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それが つぐうるしの大切にしている「用の美」です

用の美

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古物商許可|埼玉県公安委員会 第431330067652号|香野 仁美

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